早稲田大学坪内博士記念演劇博物館所蔵(「近松巣林子像(模写)」・00287)

芝居しばい世界せかい大活躍だいかつやく 江戸時代えどじだい 一番いちばんれっ作者さくしゃ

近松ちかまつ 門左衛門もんざえもん

1653年(承応2)?月?日~1724年(享保9)11月22日

人形浄瑠璃、歌舞伎の台本作者。本名は杉森信盛(すぎもりのぶもり)。福井藩士の子として生まれ、のちに吉江町(鯖江市)で育ったとされます。15歳ごろ一家で京都に出ました。そこで人形浄瑠璃の太夫(語り手)と出会い、芝居の世界に入りました。その後大坂に移り、台本作者として人気を集めました。代表作に「曽根崎心中」「国性爺合戦」などがあります。

・吉江藩は福井藩主松平光通の弟昌親が立てた藩で、吉江町(鯖江市)に陣屋(藩主のいる所)をおきました。

  • 近松会館(吉江米岡ふれあい会館)(鯖江市)

しらべる

  • 『近松門左衛門三百五十年』(和泉書院、2003年)
  • 小西聖一『NHKにんげん日本史 近松門左衛門 日本の芝居の幕が開く』(理論社、2004年)
  • 『ふくいの先人たち 近世』これき人物シリーズ2(福井県立こども歴史文化館、2011年)
  • 『ふくいの先人たち ミニ事典』これき人物シリーズ6(福井県立こども歴史文化館、2015年)

しらべるホームページ