宝慶寺所蔵

ただひたすらすわ座禅ざぜんおしえをひろめた禅僧ぜんそう

道元どうげん

1200年(正治2)1月2日~1253年(建長5)8月28日

禅僧、日本曹洞宗の開祖。京都生まれ。修行のため宋(中国)にわたり、帰国して山城国(京都府)に興聖寺を建てました。その後、越前国志比庄(永平寺町)の豪族に招かれ吉峰寺(永平寺町)に入りました。翌年、大仏寺(永平寺)を建て、修行生活を送りました。『正法眼蔵』『普勧坐禅儀』など多くの書を著し、弟子の育成にもつとめました。

・道元の教えは「只管打坐」(しかんたざ・ただ座るという意味)の言葉で代表されるように、もっぱら座禅をおこない、各人が悟りを開くことを目指すものです。
・曹洞宗を名乗るようになるのは、道元の死後70年近くたってからのことです。

  • 『永平高祖行状記』(道元出家)(複製)
  • 『永平高祖行状記』(道元入宋)(複製)
  • 『永平高祖行状記』(道元越前入国)(複製)
  • 『永平高祖行状記』(大仏寺(永平寺)建立)(複製)

しらべる

  • 竹内道雄『道元』人物叢書(吉川弘文館、1962)
  • 浜田けい子『道元禅師物語』(金の星社、1999年)
  • 『道元』別冊太陽(平凡社、2012年)
  • 『ふくいの先人たち 古代・中世』これき人物シリーズ4(福井県立こども歴史文化館、2013年)
  • 『ふくいの先人たち ミニ事典』これき人物シリーズ6(福井県立こども歴史文化館、2015年)

しらべるホームページ